一般社団法人 日本ショッピングセンター協会による「SC接客ロールプレイングコンテスト」が今年も開催されます。大会に向けて、日々の練習に励んでいる方も多いのではないでしょうか。
Shinka lab株式会社では、日々の練習に役立つヒントをお届けしています。
ロープレ大会に向けた練習にはもちろん、日々の接客にもぜひご活用ください。
※大会の詳細なルールに関しては、まずは、出場予定の大会(コンテスト)主催者が発信している情報を確認し、要項に沿って準備しましょう。
今回のテーマは「商品説明の適正時間は?」です。
商品説明を、どの程度まで簡潔にすればいいのか知りたいです。
商品の説明をちょうどよく区切るコツを教えてください。
「簡潔に説明する」「話し続けずに区切る」という視点をお持ちなのであれば、きっと一方通行にならず、お客様と「会話」ができている方なのだと思います。
限られた時間内で、準備している商品情報をすべて紹介しようとは思わず、お客様のニーズや反応を見ながら、商品紹介・説明には強弱をつけましょう。
ここではお勧めの練習方法をお伝えします。
用意している商品について…
①その商品を一言で表現してみましょう
②説明付きで紹介してみましょう
→「その商品は〇〇〇なので、□□□です」
例:「肌触りが良い素材なので、この季節にぴったりです」
③少し詳しい説明をしてみましょう(店舗のスタッフならではの情報であれば、魅力度UP!)
→「〇〇〇といったものの中で、□□□のような特徴があるのは珍しいタイプでございます」
例:「麻はこの季節の定番ですが、当店の商品は〇〇加工をすることで、特になめらかな質感をお楽しみいただけます」
④類似した2~3点の商品を提示しながら、紹介や説明をしてみましょう。
→「〇〇と△△は□□といった違いがあり、☆☆がお好きな方には〇〇がお勧めでございます」
例:「こちらの2点は襟の袖口のデザインに違いがあり、エレガントな雰囲気がお好きな方にはこちらがお勧めでございます」
⑤思い切り長尺で、思う存分語ってみましょう。
※ただし、長尺になった場合の説明や紹介は客観的なチェックが必須です!できれば録画をして見直してみるのもおすすめです。
簡潔な説明から、長尺の説明までバリエーションを持っておくことで、お客様の反応に応じた商品説明をすることができます。
ロープレを勝ち抜くためには、ご質問のとおり、簡潔に、区切って話せるように準備しておくことも大切です。ただし、お客様が興味関心を示してくださった場合に備え、スタッフ自身の思い入れも含め熱く語ってみることも練習の1つです。
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