店長たちの悩み、そして皆が苦労していること

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部下育成は永遠のテーマ!

商業施設(SC)などで十数年にわたって研修をしています。
その研修の中で、各店舗の店長やリーダーに限定した「店舗マネジメント」についてのテーマでお話しさせてもらう機会があります。

店舗を運営する役割を担う店長/リーダーは、大半が部下育成で苦労しているものです。部下の育成方法について、具体的に学んだ経験がある方が非常に少ないことも要因の1つではないでしょうか。
とはいえ、他人を育成するというのは我が子の子育てとも違う、学生時代の部活とも違う。世代も、経験も、考え方も、育ってきたバックボーンもそれぞれ違う中で、最適な方法を探す時間のゆとりも、アイディアも無い…という悩みもよく聞きます。

ここ最近、私が指導の現場に立ったり、さまざまな方とお話ししたりして実感するのが、「一人ひとりに対して手厚くサポートしながら成長を促すこと」が従来以上に求められているということです。

時代が変わったなと思うことの一つには、こんなことがあります。
集合研修で皆の前で発言はしなくても、研修修了後に、個別の質問をしてくる方が増えていること。研修中の問いかけに対して「あのとき言いたかったことが…」と伝えるために残ってくださる方もいます。他の方の質問を同時に聞いたりはせず、あくまでも「自分の番」がくるまでじっと待ち、個別に返答してもらいたいという姿が多くなりました。

このような受講者は、私がコンサルタントになった当初よりも格段に増え、ここ1~2年は通常のスタイルになったような印象を持ちます。部下育成をする店長、リーダー、トレーナーの皆様も、同様の感想をお持ちではないでしょうか。

部下育成では、世代やキャリアの違いなど悩ましいこともあると思いますが、もう少しだけ視界を広げてみると、人が育つ環境やポイントなども見えてくるかもしれませんね。私ももっと観察し、工夫した研修やトレーニングをご提供するためにも、皆さまの現場を見せてもらい精進して参ります!

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