一般社団法人 日本ショッピングセンター協会による「SC接客ロールプレイングコンテスト」が今年も開催されます。大会に向けて、日々の練習に励んでいる方も多いのではないでしょうか。
Shinka lab株式会社では、日々の練習に役立つヒントをお届けしています。
ロープレ大会に向けた練習にはもちろん、日々の接客にもぜひご活用ください。
※大会の詳細なルールに関しては、まずは、出場予定の大会(コンテスト)主催者が発信している情報を確認し、要項に沿って準備しましょう。
今回のテーマは「語彙力について」です。
表現方法を増やしたいですが、なかなか言葉が出てきません
印象を言語化するためのトレーニングは、研修や商品知識の整理でも扱っています。接客において「言語表現」は商品のイメージを伝える場面やフィッティングなどの場面で必要なスキルですね。
的確な表現ができたり、魅力的な言葉を選べるようにするためには、ファッションに関する記事などを閲覧してみるのもお勧めです。辞書や類義語辞典などで語彙を増やすことはできるのですが、”印象”というのは時代や世の中の流行なども影響してくるため、“旬”な言葉を引き出しに入れておけると良いですね。
企業サイトやパンフレット、SNS、配信などでは、様々な方が魅力的に商品を語り、感想をコメントしています。
商品ジャンルの枠をこえて、そういった情報を収集してみることもトレーニングになると思います。
語彙(ボキャブラリー)も商品イメージに寄せた方が良いのでしょうか?
接客の言葉を、商品イメージに寄せるという配慮は素敵なことだと思います。
海外ブランドであれば、商品の色を日本語表記ではなく母国(ブランド発祥の地)の言語表記などにしていますよね。
商品や世界観に合わせて表現することは、ブランド(店舗)のファンであるお客様にとって、心地よい空間演出の1つにもなると思います。
ただし、聞き慣れない表現、一般化されていない特別な言い回しや専門用語などには注意が必要です。
お客様の理解度をしっかりと観察していれば、その言葉を使うべきか、ほかの言葉に言い換えるべきかは判断できると思います。
お客様を取り残さない配慮も忘れずにしたいですね。
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