一般社団法人 日本ショッピングセンター協会による「SC接客ロールプレイングコンテスト」が今年も開催されます。大会に向けて、日々の練習に励んでいる方も多いのではないでしょうか。
Shinka lab株式会社では、日々の練習に役立つヒントをお届けしています。
ロープレ大会に向けた練習にはもちろん、日々の接客にもぜひご活用ください。
※大会の詳細なルールに関しては、まずは、出場予定の大会(コンテスト)主催者が発信している情報を確認し、要項に沿って準備しましょう。
今回のテーマは「商品選定」です。
小さい商品よりも、やはり大きいもの、見やすい色、見栄えの良い商品の方が大会向きでしょうか?
視覚効果がお客様の購買行動に影響をおよぼすのは、日常の接客と同様です。
また、審査員からの目線を意識することは大切です。
小さい商品であれば拡大した商品写真を準備したり、商品陳列の高さを出したりといった工夫をすることができます。
ただし、小さいものや色合いが薄いものなどがNGということではありません。視覚効果を意識することは大切ですが、あくまでも商品の魅力をお伝えする方法の1つと考えましょう。
店頭の商品が切り替わってしまいました…
研修や練習会から、大会に至るまでの期間は、企業や施設によって異なります。季節商品など、途中で商品やメニューが変更になることもありますし、店頭商品が完売して使えなくなることもありますね。
大会当日に「魅力的な商品・メニューである」「ぜひ買いたい・食べたい」と思ってもらえるものにするのが原則です。
そのため、商品の変更があることもあらかじめ想定しておきましょう。
大会用の商品を決める際に、「なぜこの商品群にしたのか」を明確にしておきます。お客様役の方がニーズを設定して対応してくださいますので、「お客様目線」に立ったときに買い物しやすいか、楽しいメニュー選びになるかを想像しましょう。
ニーズを思い浮かべながら商品選定ができていれば、商品入れ替えなどがあっても、ニーズの延長線上にある代替商品を選びやすくなります。
大会当日や直前に慌てて代替品を考え、更に商品知識をインプットするのは大変ですので、事前にリサーチしておくこともお勧めします。
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