「主体的に働いてほしい」上司の想い

BLOG

店長やリーダーたちが望む部下の姿とは・・・

・自分から動いてほしい
・言わなくても考えて行動できるようになってほしい
・前にやった業務に類似していることは、自分でやってみてほしい

そういった期待をされていることが多いようです。
ものすごくわかります!
そして、私もそんな方に出会えたら「絶対やめないでほしいよね」と共感の気持ちを言葉にしています。

店舗では、アルバイトで勤務してくれる方が大勢いらっしゃいます。未経験(仕事をすることが初めて・業界は初めて)の方々も多いので、あらゆることをゼロベースで指導することが求められることと思います。なかには、初めてとは思えない気働きのできる方にも出会いますが、それは奇跡のように稀なことです。

たとえ、同じ接客業に携わったことのある方でも、店舗や企業それぞれのやり方があります。経験豊富な方ほど「同じ会社でも、店長によって業務の進め方や報告の仕方も異なる」と覚悟されているようにも感じます。

主体的に動いてくれるスタッフを育成するために

私が日ごろからお伝えしていることの1つが、上司(先輩)が「やりがいを感じる”かもしれない”種まき」を意識することです。
勤務経験の短いに方は特に、仕事のやりがいを早い時期に認識してもらうことが大事なのではないでしょうか。各々のモチベーションの源泉は異なることが前提です。何がやりがいとなるのかは、お互いに未知なこともあるのでより多くのきっかけの種まきをすることです。

「今まで知らなかったことに気づいて、興味がわいた!」
「こんな商品研究を経て、販売されていたのだと知った」
「身近な人に買ってあげたくなった」
「家族が喜んで食べてくれた・使ってくれた」
「推しが愛用しているらしい」
「接客業の素敵な方にプライベートで会った。その人みたいになりたい」
「親切にされたから、自分も誰かに・・・」

これまで、新人(勤務歴が浅めの方々)から実際に聞いた、「やりがいを感じたエピソード」です。

そこに気づければよいのですが、、、少なくとも本人任せでは気づきにくいもの。
だからこそ、経験のある上司や先輩は、自社の魅力、ちょっと深い話、周囲で出会った素敵なエピソードを朝礼や立ち話で伝える習慣を持ち、「やりがいを感じる種まき」をしてもらえたらと願っています。

言霊ってありますよね。いつも自分の話したことは自分自身が一番聞いている人(脳)、そこにできるだけ良い話を聞かせてあげるのは、自分へのギフトにもなるのではないでしょうか。(と、書きながら、己を戒めています)

関連記事

カテゴリー

アーカイブ